SlushPoolのダッシュボード上「Reward History」の最後の項目「Confirmations Left」。
ずっと気になっていました。
なんだろーって。
「Confirmations」は「確認・承認」のことです。
とにかく、この「Confirmations Left」が「100」に達しないと報酬が確定しません。
お金にかかわることだから、誰かが何かの確認作業をしているのだろう。
くらいの認識です。
深いことは気にせず「100」になるまで待っていれば良いのですが、
やっぱ気になるー。
自分なりに調べて理解してみました。
「Confirmations Left」とはうしろに連なるブロックの数だった。
マイニングとは約10分ごとに新しく生成されるブロックを発見しルールに定められた計算を一番に完了することです。
一番になった報酬として新規に発行されたビットコイン(現在は12.5BTC)がもらえます。
発見したブロックはブロックチェーンの一部ですから、約10分前に生成されたひとつ前のブロックの後ろにくっついています。
その後も約10分ごとに新しいブロックが生成され、発見したブロックの後ろにくっついて連なっていきます。
生成された各ブロックがチェーン状に連なるのでブロックチェーンです。
自分が発見したブロックのうしろに新たなブロックが100ブロック連なることで、正式なブロックとして認められ報酬が確定します。
ということで「Confirmationsn Left」の数はうしろに連なるブロックの数のことでした。
10分ごとに1ブロックが生成されると考えると100ブロック生成される所要時間は1000分。
ブロック発見から報酬確定までにかかる所要時間は約16~17時間ですね。
結構長い・・・。
以下の画像はSlushPoolのBlock History(ブロック発見の履歴)です。
中央あたりに「Block #」としてブロック番号が青文字で表示されています。
例えばブロック番号「515151」の「Confirm Left」は残り「15」、「515138」は残り「2」となっています。
次の画像は同じタイミングで確認したBTC.com提供の全ブロック最新履歴です。
左側に「Height」としてブロック番号が表示されています。
一番新しく生成されたブロックのブロック番号は「515236」となっています。
ブロック番号「515151」からだと85ブロック目となり、100ブロックまで残り「15」です。
「515138」からだと98ブロック目となり、100ブロックまで残り「2」です。
SlushPoolの「Confirm Left」の数とバッチリ合います。
そういうことです。