仮想通貨の世界に興味を持ち、初めて購入したのがイーサリアムです。
ビットコインの価格が右肩上がりで、メディアにも仮想通貨の話題がちょいちょい露出するようになってきた頃です。
よし、仮想通貨を買おう!でもなにを買えばいいの?
仮想通貨のことを良く知らない一般人の私にとって「仮想通貨=ビットコイン」でした。
おそらく今でもそう思っている人の方が多数派ではないでしょうか?
先日、友人に仮想通貨の話をしたところ、
「仮想通貨?ビットコインみたいな感じでしょ?」
彼の場合、仮想通貨とビットコインも結びついていませんでした。
だから、仮想通貨にはまだまだチャンスがあると思っているのです。
仮想通貨を少し調べると仮想通貨はビットコイン以外の種類の通貨があることを知り、もう少し調べるとその種類が無数にある(約700種類)ことを知ります。
「仮想通貨=ビットコイン」というシンプルな理解だった私の脳がこの事実に追いつかず、興味を持ちながらも仮想通貨に手を出すことをしばらく敬遠していました。
しかし、今回は「買う!」と決めていたので、以下のシンプルな理由でイーサリアムを購入することに決めました。
- ビットコインは高い
- イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額2位のメジャーな通貨
- イーサリアムは安い
イーサリアムに決める前に購入候補にあがったのはビットコインです。
言わずと知れた時価総額1位のメジャーな仮想通貨です。
時期的には8月のビットコイン分裂騒動が落ち着いて価格が上がりだしていた8月中旬、「1BTC=45万円」くらいだったと思います。
分裂前が「1BTC=30万円」くらいだったので「上がりすぎー!」とその頃は思っていました。
今振り返ると全然安いです。
その時買っていても倍以上になってる(2017/11/26時点で1BTC=100万円)。
でも、その時は今の価格を想像できなかった。
未来は誰にもわからないです。
しかし、まだ自分の中で得体の知れない仮想通貨。
1コインを購入するのに45万円はメンタルのハードルが高い。
あと、自分の中でビットコインはメジャーなのでこの先の値上りはあまり見込めないのではないか?という見通しがありました。
この見通しは全く当たりませんでしたけどね。
ということでビットコイン購入は却下。
次にイーサリアムです。
8月中旬のイーサリアムもビットコイン分裂騒動の影響で下落してから徐々に価格が上昇し「1ETH=35,000円」くらいをウロウロしていました。
お!手が出せる金額。
1コイン単位の価格が手を出せる金額だとなぜかメンタルのハードルがずいぶん下がります。
あと、巷でビットコインがクローズアップされている中、あえてイーサリアムを選ぶみたいなところに魅力を感じました。
カメラはキャノンよりもニコンが好き、車はトヨタよりも日産が好きです。
そんな感じです。
購入通貨も決まったし「あとは買うだけ!」となって、また迷い始めました。
それは
購入するタイミング
私は株式売買もやっているのですが、株式は売買の判断をする材料がいろいろあります。
企業業績やトレンド、良いニュース、悪いニュースなどなど。
売買が出来る時間も決まっています。
でも、仮想通貨てワールドワイドで24時間取引可能なのです。
売買する材料もよくわからない。
今の価格が高いのか低いのかもわからない。
まあ、分裂や中国の取引所が閉鎖になったり、決済サービスが始まったりとそれなりに判断できる材料はニュースを追っかけていたらあるにはあるのですが。
それでも、まだまだ実績よりも人気投票のような気がします。
購入するにあたり、自分の中でルールを決めておかないとダメだなと思いました。
それで行き着いたのが
ドルコスト平均法
投資手法のひとつで、価格変動のある金融商品を購入する際に一度に購入せず、資金を分割して定期的に一定の金額ずつ継続して購入する方法です。
一度に購入することによる高値掴みのリスクを分散させる方法ですね。
長期投資向きの手法とされています。
海外旅行に行く時って行く直前に外貨(例えばドル)に両替しますよね。
ドルが上昇トレンド(円安ドル高)の時期だったら、直前の両替はレートの悪い両替になりますよね。
旅行が決定した時から定期的に一定額を両替しておけば、平均すると直前の両替よりも良いレートで両替で来たことになります。
「あ~、失敗したー!もっと前に両替しておけば良いレートだったのに~!」
というリスクを避けるための手段と考えるとわかりやすいです。
今のところ、私の中でのイーサリアム購入は外貨預金みたいな感じで捉えています。
長期で保有して、利回りの良い定期預金になればと思っています。
あくまで今のところね。