先日、株式会社 TRIPLE-1という福岡の企業がASIC用7nmチップを開発したというニュースがありました。
その名も「KAMIKAZE」!
日本製を前面に出したネーミングです。
どこか外国にある日本食レストランの名前にも取れます・・・。
2018年11月頃にはKAMIKAZEを搭載したASICの発売を予定しているそうです。
詳細が楽しみです。
GMOインターネットから発表されたGMOマイナーシリーズといい、マイニング用ASICは7nmチップを採用した更なる高速省電力の時代に突入するようです。
当然の流れです。
日本でのビットコインマイニングの現状は損益分岐点を大きく下回っていますからね。
電気代が不要か、びっくりするくらい安く抑えられる人でないとリアルタイムで利益は出せません。
私たちのように普通に電気代を支払っている一般ピーポーには無理です。
今後ビットコインの値上がりを信じて、先行投資しているなら関係無いですけど。
このKAMIKAZE、どれくらい高速省電力かというと
従来のマイニング用チップ(16nm等)に対して、数倍の高密度化を実現しています。そのため、マイニング能力は約 2倍の処理能力を実現し、電力効率は大幅に改善されます。
チップの大きさが同じならハッシュレートが約2倍です。かなり高速です。
気になる消費電力ですが、株式会社 TRIPLE-1の公式動画では「0.05W/GH」となっていました。
1THだと約50Wになります。
ANTMINER S9と同じ14THだと約700Wになります。
S9の消費電力が1320Wなので、効率が約2倍良いことになります。
これなら、低迷している現在のビットコイン価格でも利益が出せそうです。
機械として完成したら損失する電力もあるでしょうから、実際どうなるのかは気になります。
同じく7nmチップを採用しているGMOマイナーB2の効率はS9の約1.3倍ですから。
続報を待ちたいと思います。